意図せずセフレが出来てしまった①
過ぎた恋の詳細なんて時間が経てばすぐ忘れてしまうものだ。今日はもう終わらせようと思っている恋について備忘録的に書こうと思う。
いつかこの恋を思い出した時に、こんなこともあったなぁと振り返れたらまぁ楽しいだろうなと思って。
なんて陳腐なセンチメンタル文章を書いている場合ではない。
いまの状況ははっきり言えばクソほど最悪だ。
私は夜の店で働いている。いわゆるキャバクラ。(色々嫌になり今月で辞めるけど)
水商売歴は通算して約2年。
いまの店に入って1年と少し。
同じ店に1年もいれば嫌でも自分のお客さんは増えてくるし稼ぎもそこそこになる。
ぱっと見ただけでどんな性格の人間なのか分かるようになるし、金があるか無いか一瞬で見分けられるようになる。
よくお客様に聞かれることといえば嬢と客の恋は本当にあるのかどうか。
これはドラマや都市伝説で水商売に対してそういうイメージが広がってるだけで現実全く無いと言ってもいい。
というか客をそういう目で見ることはないし、自分の働いてる店に客として入って来た以上、原則客は客のまま。
なにがどうなっても恋には絶対に発展しない
はずだった。
この2年間、お客様と恋愛関係に発展したことは一度も無い。もちろん素敵な人は沢山いたし、お客様に対してかっこいいなぁと思う事も多い。
だがこちらからすればお客様はお客様。
夜の仕事とはいえ仕事は仕事だからわたしの中で公私混同は言語道断だった。はずなのに。